第10回 日本国際漫画賞授賞式等の開催 平成29年2月
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小田原政務官と最優秀賞受賞者(フランス)

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小田原政務官と受賞者、実行委員、審査委員及び漫画家

 2月6日、明治大学駿河台キャンパスにて第10回日本国際漫画賞記念シンポジウム、授賞式及びレセプションが開催されました。

 「日本国際漫画賞」は、外務省が、海外への漫画文化の普及と漫画を通じた国際文化交流に貢献した漫画家を顕彰するもので、2007年に麻生太郎外務大臣(当時)が創設した賞です。第10回目を迎える今回は55の国・地域から296作品の応募があり、最優秀賞1作品(フランス)、優秀賞3作品(中国、イタリア、ベトナム)、入賞10作品が選ばれました。

 今回は第10回の節目の年であるため、授賞式に先立ち、記念シンポジウムを開催し、基調講演とパネルディスカッションを実施しました。基調講演では、里中満智子審査委員長(漫画家)より「日本国際漫画賞の歩み」と題して日本の漫画の歴史や日本国際漫画賞の歴代の最優秀賞作品を紹介しました。パネルディスカッションでは、明治大学国際日本学部藤本由香里教授をコーディネーターとし、「日本国際漫画賞が目指すもの~世界の中でMANGAとは?~」をテーマに、フレデリック・L・ショット氏(作家・翻訳家)、吉田さをり氏((株)KADOKAWA)、倉田よしみ氏(漫画家)が、海外での漫画をめぐる状況について活発に議論しました。

 授賞式では、最優秀賞及び優秀賞の受賞者に対し、小田原潔外務大臣政務官から賞状が、里中審査委員長からトロフィーが授与されました。小田原政務官は、挨拶の中で、「今回の受賞をきっかけに、それぞれの国において漫画の更なる発展と、漫画を通じた国際交流に貢献して頂ければ幸いです。」と述べました。また、里中満智子審査委員長から、「これからもすばらしい作品を期待しております。一緒に世界の漫画のために頑張っていけたらと思います。」との講評がありました。

 授賞式には、審査委員の倉田よしみ氏、志賀公江氏、藤田力氏、由利耕一氏、実行委員の白石さや氏、杉山恒太郎氏、横田清氏、安藤裕康(独)国際交流基金理事長、フレデリック・L・ショット氏をはじめ、著名な漫画家、出版関係者、文化関係者等が多数出席し、授賞式後に続いて行われたレセプションでは、受賞者との交流が行われました。

 受賞者は、(独)国際交流基金の招聘プログラムで来日し、授賞式への出席のほか、出版社、アニメーションスタジオ、漫画関係ミュージアムなどを訪問します。


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小田原政務官(右端)、里中審査委員長(左端)、最優秀賞、優秀賞の皆様

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レセプションでの最優秀賞受賞者(フランス)によるスピーチ